Amosapientiam

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ひとりアドベントカレンダーを走ってみた感想

概要

ひとりアドベントカレンダー と称して、12月に入ってから毎日ブログ記事を執筆してきた。

なぜひとりアドベントカレンダーをやっているか

友人に誘われたからだ。 年末は忙しいので断ろうとも思ったが、最近ブログ記事執筆をサボりがちだったのもあり、誘いに乗ることにした。

感想

奪われる時間面

時間が相当程度取られる。平日の退勤後と、土日をすべて突っ込めば余裕をもって行けるかと思ったが中々思うようにいかなかった。 一つ一つの記事執筆の時間が延びるのもあるし、何より年末に大量の忘年会が突っ込まれることを考慮していなかった。 そのせいで日課の運動の時間がかなり削られてしまった。

バズり面

そもそも締め切りを決めて急かされるまで書かないような記事が、反響が大きかったことはあまりない。 「これはウケる!」という自信があるネタは思い立ったときに即座に記事化しているものだ。 あまり広範囲にはウケないだろうなあと思われる記事を書き続けるのは、バズりの快感を覚えてしまった現代人の僕には少しつらかった。

記事の意義面

しかし、そういう記事を書き続けたことが無意味であったかというとあまりそうは思っていない。 F*のインストール方法の記事では実際に「F*を使おうとしてインストールで詰まっていたが、ここにある記載を見てインストールできた」との報告をくれた人がいた。 新型コロナ感染者情報のslack と discordへの通知や、 wikipediaを検索するdiscord スラッシュコマンド の記事では、簡単な実装でちょっとだけインターネットライフを便利にするアイデアを読者と共有できた。 方言の記述系の記事(両毛・足利方言の「してん」の衝突, 足利弁スキット集, 浪曲に見る言語変種の特徴など)は、言語学徒の友人や、言語研究本職の方に目を通していただけた。身に余るありがたさ、年内に言語学系の研究者の研究室を訪問させていただき、お話しをお聞きする機会をいただく運びになった。 必ずしも大勢の人に必要とされた記事ではないが、私の記事を重要だ・興味深いと思ってくださる方はいらっしゃった。 そういう情報を出し渋ってはいけないと強く感じた。

 それはそうとして

めっちゃつかれた~~~~!!!!しんどかった!運動したかった~~~!!!! 年末はひたすら運動してストレス発散します!ひとりアドカレは多分もう二度としない... でも、小さな内容の記事でも積極的に出していくことで、誰かしらの役に、あるいは未来の自分の役に立てるかもしれないというブログ記事執筆の基本を思い出た。 ひとりアドカレやってよかった!